社長ブログ

しんどい方を選ぶ

こんにちは、シナプス代表の竹内です。
クリスマスが終わり、お正月もあっという間に過ぎ去りました。先週には、鹿児島中央駅アミュプラザのイルミネーションも片付けられて、季節的な、なんとなーく高揚感もなくなり、ちょっと寂しい感じです。

元日にたまたまテレビをつけると「芸能人格付けチェック」をやっており、その冒頭は連続正解中の「GACKT」の特別インタビューでした。GACKTを好きか嫌いかで言えば、まあ好きではないんですが、格付けチェックにかけるGACKTの意気込み、格付けチェックで連勝するための1年間の陰の努力などの裏話に、ついつい見入ってしまいました。そして最終的には「GACKTの勝ち方」という本まで買ってしまいました。

その本は”GACKTの哲学”ともいえる内容で、GACKTを好きではないにも関わらず、とても考えさせられました。その記憶に残ったひとつは「判断に迷ったらしんどい方を選ぶ」というところです。背景や詳細は本自体に譲るとして、自分を成長させる上で、こんなシンプルな判断基準はないなと思います。

自分が判断に迷うときのその理由を振り返ってみると…。
・判断材料が不足している。
・結果に確信がない。
・状況が理解できない。整理できていない。
・選択肢の甲乙つけがたい。
・そもそもどうでもいい。
などいろいろありそうですが、個人的に一番多い理由が「やった方がいいけどめんどくさい」のような気がします。勉強することは良いことだと分かっていても、勉強しない心理というか。迷うフリをして実はただ、しなくて済む理由を探しているような。なので今のまま同じところでぐるぐると悩んでいるくらいなら、しんどい方をさっさと選んで行動してしまおう。そうすればどう転んでも結論はより早く出るし、またしんどい思いをしただけ、多くの学びや、またストレス耐性やレジリエンスといった力も身につきそうです。
先に上げたいろいろな理由も実は、多くは自分に原因があって、判断材料が不足していれば集めればいいし、理解できなければその道のプロを探して聞けばいいしなど、ちょっと一歩踏み出して行動すれば、迷う要素は確実に減っていきます。その面倒くさい一歩を踏み出すためにも、しんどい方を選ぶという志向を持っていることで、確実に判断が早くなります。

ということで「しんどい方を選ぶ」を、しばらくやってみようと思います。GACKTほどストイックには無理ですが…。