2020月7月20日
こんにちは、シナプス代表の竹内です。
実は今年2020年は、シナプスがサービスを開始してから25年の節目になります。Windows95の日本国内販売に合わせるために、突貫でシナプスを立ち上げた…と、創業メンバーから聞きました。日本全国に通信事業者は700社以上あると言われていますが、そのなかで、通信専業で、いわゆるローミング(他社の設備を借りて、利用者に通信サービスを提供する事業形態)ではなく、また地域に根ざして展開しているシナプスのようなプロバイダは、今やほとんど絶滅危惧種です。
実は今年2020年は、シナプスがサービスを開始してから25年の節目になります。Windows95の日本国内販売に合わせるために、突貫でシナプスを立ち上げた…と、創業メンバーから聞きました。日本全国に通信事業者は700社以上あると言われていますが、そのなかで、通信専業で、いわゆるローミング(他社の設備を借りて、利用者に通信サービスを提供する事業形態)ではなく、また地域に根ざして展開しているシナプスのようなプロバイダは、今やほとんど絶滅危惧種です。
シナプスが25年間続けてこられた大きな理由のひとつに、「シナプス取扱店」という、シナプスを販売していただく制度があります。シナプスのウェブサイトで「シナプス取扱店」としてご案内していますが、県内各地域で、まさに地域密着型で事業をされている方々です。シナプス取扱店様はいま鹿児島県内に104社いらっしゃって、本業はOA機器販売、街の電気店、パソコン教室、システム開発、電気工事など、意外なところでは、不動産、工事資材卸、本屋さんもいらっしゃいます。シナプス自体には営業を直接担当するスタッフは1名しかおらず、シナプス取扱店様を通じて、これまで多くのお客様とのご縁をいただきました。
またほかに「シナプス出張サポート認定店」という仕組みもあって、こちらは67社いらっしゃいます。シナプスの主要なサービスである「訪問設定サービス」を担っていただいています。鹿児島県には43の市町村がありますが、そのうち41市町村で「訪問設定サービス」を提供しています(三島村・十島村の方々にはすみません…)。
シナプスの経営理念は「インターネットで、鹿児島の毎日を笑顔にします。」としています。新型コロナも一因ですが、今後の鹿児島の発展に、インターネット・ICTの利活用は不可欠だとますます確信が深まりました。でもこれはシナプス1社ではとても実現できません。また社員35名で、南北600km、本土と26の離島からなる鹿児島県をくまなく緻密にケアすることはとても不可能です。そこで力を頼るのが、シナプス取扱店様・シナプス出張サポート認定店様のシナプス・パートナーの方々です。各地域や業界・コミュニティの事情に精通し、根を張っていらっしゃるプロのみなさんです。これまでの、シナプスをご紹介いただく、出張サポートをお願いするというだけの関係性から卒業し、各地域に根ざしたICT利活用のあり方を一緒に考え、一緒に取り組んでいくという関係性づくりが今期のシナプスの課題です。そのために今期、パートナー様に関わる社内の人員体制を見直しました。また先週金曜日には、Zoomを使った初のパートナー様向けオンライン研修会を実施し、8月以降定例化していくこととしました。
限られた要員の中での手探りのスタートですが、シナプス・パートナーの方々と一緒に、鹿児島の各地域の毎日が、より多くの笑顔で満たされるように取り組んでいきます。