2022月3月7日
こんにちは、シナプス代表の竹内です。
毎日手にするスマホですが、年度末のセールに乗っかって買い替えました。人生初スマホのS21HTを除き、それ以降ずっとAndroidを使ってきましたが、さすがにもう飽きてきたので、人生初、iPhoneに替えてみました。
AndroidからiPhone、同じスマホという商品カテゴリーで、タッチ式のスクリーンをタップやスワイプといった指の動作で操作する…は同じですが、けっこう戸惑いました。いや今も戸惑っています。同じアプリであっても、微妙にボタンの位置が違ったりします。
Androidでできたのに、iPhoneでできない(調べれば対策があるかもしれないので、正確には、まだできていない、か?)ことというと、
・ロック解除で、指紋認証が使えない(廃止された)。
・ホーム画面のウィジェット設置などカスタマイズの自由度が低い。
・ステータスバーの情報が少ない。
・通知バーがないので、未処理タスクが分かり難い。
など。もちろん、iPhoneにしか無いような機能もあります。
・紛失したiPhoneを探すときの”探す”ネットワーク、これはなんかすごい。
・車に接続したときのCarPlayは、AndroidAutoより機能が豊富そう。
きっと他にもあります、まだ気付いていないですが。
こういった話を社内ですると、多数派を占めるiPhoneを愛用する社員からは「こうすればできますよ」とか「違うアプリを使えばいい」といったアドバイスの他に、「好みの問題です」という意見ももらいます。この「好み」、とても重要です。もうすっかり昔話になりますが、テレビの主流がブラウン管から液晶に変わっていく時に、ある評論家が「液晶よりブラウン管のほうが、感性に訴えるいい”絵”が作られている。でもきっと世の中の人々は、液晶のメリハリの効いた派手な”絵”に慣れていくのだろう、残念だ。」と書いていたのが記憶に残っています。結局人は、与えられた道具に慣れて、その道具に合わせた自分の振る舞いや嗜好に変わっていくのかもなと。AndroidもiPhoneもどちらも便利なスマホですが、優劣などではなく、それぞれのスマホの作法に持ち主である人が合わせて、活用やワークスタイルも変えていっているのかもなと。
別に「道具に合わせる」が良い/悪いという話でもないです。道具に合わせていかないと効率も上がりません。ただなんとなく、使っているはずの道具に、逆に使われているような気もしてもやもやします。道具に使われない方法、簡単ではないですが、自分が慣れ親しんだ道具を敢えて捨ててみる…はいいかもしれません。とりあえずはイチからのやり直しで新鮮で、自分史上新発見の楽しみもあります。今回のiPhone、手放せいない道具となるか、または慣れ親しんだAndroidに戻るか…。