2022月6月6日
こんにちは、シナプス代表の竹内です。
毎年5月に健康診断を受けています。その健康診断をどこで受診するか?毎年ちょっと悩みますが、結局はいつも同じ病院になります。なぜいつも同じ病院を選んでしまうのか。自分のことではありますが、ちょっと考えてみました。
定期健康診断はどこの医療機関であっても、検査内容はほぼ同じ、金額もほぼ同じです。サービス(?)内容としての主な差異は、オプション設定される追加検査の有無くらい。そういう意味ではサービスそのものに大差はなく、それ以外の要素で選んでいると思います。あくまで自分の思考をたどるとですが。だいたい3つの医療機関がいつも選択肢に上がります。3つとも、過去に健診を受けたことがあります。
(1)以前働いていた病院
(2)最寄りのクリニック
(3)去年も健診を受けた病院
「(1)以前働いていた病院」は、気心のしれたスタッフに検査をしてもらえますので、安心感が大きいです。ただし自宅からはちょっと遠い。「(2)最寄りのクリニック」は自宅から近い上に、受診者も少ないためか、検査にかかる時間がとても短かったです。確か2時間くらいだったような。「(3)去年も健診を受けた病院」も自宅から近く、ここ5年連続で受診しています。健診に力を入れているようで、設備や動線もしっかりしています。新型コロナ前までは、病院最上階の温泉に入れたりなど。ただ受診者が多くて待ち時間も長く、4時間くらいかかります。
それぞれの医療機関のアピールポイントを自分視点でまとめると、
(1)以前働いていた病院…親近感大。
(2)最寄りのクリニック…近いし、”時間最優先”であれば最高にエフォートレス。
(3)去年も健診を受けた病院…時間は掛かる、けど過去の健診データ蓄積あり。
という感じでしょうか。で結局は、過去の健診データ蓄積のある病院を今回も選びました。健診結果の数値を時系列で比較して見易いので、残しておく自分の記録としては重宝します。些細なことの気もしますが、スイッチングコストとしては自分個人にとっては大きいものです。
そんなことを考えると、シナプスのインターネット接続サービスも似たような状況があります。
通信サービスは、一定の品質を超えると料金以外で、なかなか本質的な差別化が難しいです。どの通信会社もオプションサービスや”経済圏”などで差別化を図ります。今は鹿児島の地元という点でシナプスを選んでいただくことも多いと思いますが、そんな親近感頼みだけではいずれ選ばれなくなりそうです。また使いたいときにいつでも使える通信サービスとするためのエフォートレス志向は、サービスの本質的な品質向上の面で必須とも思います。そこからあと何で差別化して、お客様に喜んで、そして選んでいただけるシナプスになるか。どんな方策があるかなあ。。。