社長ブログ

サッカー観戦

こんにちは、シナプス代表の竹内です。
この前の週末に鹿児島市/白波スタジアムで開催されたプロサッカーJ2の試合、鹿児島ユナイテッド対藤枝MYFCを観戦してきました。人混みがあまり好きではないこともあり、プロスポーツの観戦は、記憶の中では54年の人生初、白波スタジアムに足を踏み入れたのは確実に人生初…。

ユナイテッドの熱烈なファンである経営者仲間から誘われて、そろそろ行ってみるか…とついに重い腰を上げました。サッカー好きな人、サッカーに詳しい人、お祭りでのお酒が好き?な人など、約15名での観戦です。19時試合開始ですが、2時間前の17時から入場。夕方とはいえ、猛暑の2時間待ちは過酷過ぎる…と思っていましたが、さすがプロスポーツ。スタジアム全体の充実した飲食(飲酒も…)やときおりのエンタメ・演出で、なかなかあっという間の2時間で試合開始となりました。そして21時過ぎに試合終了。2-3でユナイテッドは敗戦となりました。負けはしましたが、得点シーンも5回あったし、とても楽しめたゲームでした。

サッカー自体、ルールは理解しているつもりですが、それほど熱心なファンではないです。テレビで見るのは日本代表戦ぐらい。それもたまーにです。そういう素人レベルでのスタジアムリアル観戦でしたが、逆に「テレビはすごいな」との、変な感想を持ちました。
テレビはすごいなと思った一番は「分かりやすさ」です。例えば得点シーンですが、リアル観戦の場合、その一瞬を見逃す時がありました。そもそも観戦席とフィールドは遠いです(ベテランによれば、それでも白波スタジアムは距離が近いほうだと)。その見にくさの上に、飲食や雑談といった際にフィールドから目を離すときも多いです。そんなときにいきなり歓声が上がって、「えっゴールしたの??」となることがありました。その点テレビではリプレイ映像があります。しかもいろんな角度から。ファールのときも同様です。その一瞬を見逃しても、必ず救済されます。
二番目に、やはり実況解説です。サッカーの場合特にだと思いますが、ボールだけ目で追いかけても、よく分からないことが多いです。フィールド全体で、プレイヤーがどう動き、駆け引きをしているか?など見落としがちです。しかし解説はそのあたりも明らかにしてくれます、しかも分かりやすく。サッカーを分かった気にさせてくれます。テレビ画面に表示される関連情報もありがたいです。今回もスタジアムで観戦しつつ、慣れた知人は、J2残留を争う水戸ホーリーホックの試合経過を手元のスマホで追いかけていました。テレビなら勝手に教えてくれそうです。
三番目は、エンターテイメントとしての時間をかけた完成された洗練具合というか、編集というか、面白く見せる工夫でしょうか。リアル観戦の場合は、そもそも現場ではそういったことは難しそうですし、リアル観戦のポイントはあくまで”生”なことなので、余計な演出や脚色は返って邪魔になりそうです。ということで、素人が単にサッカーの試合を見て楽しむだけなら、テレビが良さそう…。

とは言っても、たぶんまた白波スタジアムには行きます。やっぱり雰囲気ですかね。テレビでは追いかけられないボールとは関係のないプレイヤーがうろうろと何をしているか?とか、あと観ている人を見るのもけっこう面白いです。一緒に応援した、同じくサッカーにそれほど詳しくないであろう知人の、「よし行け!」「前だ!」「守れ!」という、内容的に薄ーい声援も面白かったです。あと今回は車で行ったんですが、次回は公共交通機関で行って、観戦しながらビールと焼酎を飲みます!