スタッフブログ

ロジックじゃないもの

コミュニケーションデザイン課 の 山下 智裕です。

以前、内輪のゆる〜い発表の場でお話ししたことを、あらためてお話したいと思います。

毎朝のテレビ番組のじゃんけんに参加したい!

2017年9月に娘が生まれました。
すくすく育ち、早や3歳になりましたが、イヤイヤ期も盛りで毎朝のおでかけ準備は時間との闘いです。

そんな中でも、某局 朝の情報番組でデータ放送を使ったじゃんけんゲーム(プレゼント応募)に参加したいのですが、おでかけの準備をしながら、毎朝ぴったり決められた時間に始まる1日4回のゲームに、テレビのリモコンに手をふれることなく参加したいというのが今回のお話です。

ICT時代の学習型 赤外線リモコン

昔から「学習型 赤外線リモコン」という製品がありました。
テレビ・照明・エアコン・扇風機といった家電の赤外線リモコンの信号を一つのリモコンに学習させて、たくさんのリモコンを1つにしてしまおうという製品です。

そして、インターネットにつながった「学習型 赤外線リモコン」をスマホやサーバー上からコントロールすることで、家電を操作してしまおうというガジェット(製品)が「ICT時代の学習型 赤外線リモコン」です。

お持ちの家電をスマホで操作できる、スマートリモコン
Nature Remo(ネイチャーリモ) — Nature
https://nature.global/jp/nature-remo

今回はコレを使って、じゃんけんに参加してみます。

じゃんけんに参加してみる

毎朝4回のじゃんけんは、時間が秒単位で正確に決められています。

テレビのリモコンから、普通にじゃんけんへ参加するには、ゲームのエントリーが始まってから終わるまでの40秒ほどの間にリモコンのデータ放送のグー・チョキ・パーに該当する青・赤・緑いずれかのボタンを押すという作業が必要になります。

  • 1回目:5時58分17秒ころ
  • 2回目:6時58分17秒ころ
  • 3回目:7時34分53秒ころ
  • 4回目:7時57分53秒ころ

では、「ICT時代の学習型 赤外線リモコン」を使って、じゃんけんゲームに参加するには、上表の時間くらいに青・赤・緑のデータ放送のいずれかのボタン信号を送信してあげる・・・ということになります。

もっと楽しく!もっと便利に!

約40秒という決められた時間に早まることなく、かつ遅れることなく、ピンポイントで「ICT時代の学習型 赤外線リモコン」を動かすには、プログラミング + ひと手間・ふた手間が必要になります。

今回、プログラムの中身は省略するとして、お話したかったのは、頑張って機械はコントロールできても、人(娘)を動かすのはとてつもなく「タイヘン」だ ということです。

と・・・こんな感じで、つたない知識とあふれる好奇心で、自分の生活をもっと楽しく!もっと便利に!したいなーと思っています。