2021月9月29日
こんにちは。サポートセンター課の松元です。
皆さんは最近のお子さんが「身体的な理由で和式トイレを利用できない」ってご存知でしたか?
先日、腰が抜けそうになるという体験を初めてしたので、腰を悪くする前にと整体へ行ったのですが、その際先生にとても興味深い話を伺いました。
それが、最近の子供は「屈んだ状態を維持できないから和式トイレを利用できない」というもの。
もちろん全てのお子さんがそうではないそうですが、大人も含めて最近とても増えているのだそうです。
そして屈んだ状態を維持できない理由が、股関節周りの筋力低下なのだとか。
正直私は意識して鍛えたりした覚えはありません。
むしろほとんどの方がそこを意識されたことはないと思います。
そんな股関節周りの筋力を一番最初に鍛える訓練が、なんと「おまる」を利用したトイレトレーニングなんだそうです。
その後、幼稚園や保育園、小学校などにあった和式トイレを利用することで股関節周りの筋力は自然と鍛えられていたのだとか。驚きですね。
その他の子供の遊びだと、木登りやジャングルジムなども股関節周りの筋力や体幹を鍛えることができるとても良い遊びだったそうですが、どちらも最近は大人が止めてしまいがちな遊びかもしれません。
兎も角、和式トイレを利用することがほぼなくなった昨今、股関節周りの筋力は低下する一方なので意識して鍛えなくてはならないのだそうです。
股関節周りの筋力は骨盤などを支える大切な筋肉なので、ここが衰えてしまうと姿勢が悪くなり、結果体のあちこちがどんどん悪くなる悪循環に陥ってしまうのだとか。
まずはストレッチから頑張りましょうという先生のお声掛けの元、お風呂上りにちょっとしたストレッチを続ける毎日です。
皆様は和式トイレを利用する姿勢をとって、その姿勢をしばらく維持できますか?出来ない方は要注意かもしれません。
※小さなお子様は大人の足や腰に体全体でしがみつかせるだけで十分な訓練と運動になるそうですよ!(この時大人はかるく歩き回るとなお良いそうです)