2021月10月13日
ハロー、ワールド。S∀LTE(ソルテ)事業部の桑山です。
今年の夏は暑さはもちろん、延期開催も実現した東京オリンピックにも、世界中が熱かったです。
柔道や女子バスケットボールなどの競技の話題もさることながら、個人的には聖火リレーがとても印象的でした。
世界中をリレーされてきた聖火。
鹿児島でも地元選出の方々によりリレーされる様子を見ることができましたが、そのランナーの中には当社シナプスの創業メンバー 新川もいたのです!!
当日はプライベートな案件もあり、実際に彼の走る姿を見ることはできませんでしたが、ネットの中継でずっと今か今かと見ていました。
ほんの短い距離ではありましたが、仲間が世界的イベントに関わったことは誇らしく、嬉しかったです。ネット中継キャプチャしまくりました。
さて。知人が聖火リレーを走ったことが印象的だったのには理由がありました。
時は遡り、1964年開催の東京オリンピック。
鹿児島を走った聖火ランナーの1人に、私の父がいました。当時17歳で聖火を手に走った父は、この少し後に父(桑山の祖父)を亡くし、若くして流転の人生が始まります。中々にしんどい時期だったようで、本人がこの頃の話をすることはあまりなく、本人から「俺は聖火ランナーだったんだぜ」と自慢を聞いたことは、私の記憶では一度もありません。
そんな父ですが、今大会の聖火ランナーに仕事仲間の新川が走ったことをその日の夜に伝えた時、あの頃からの50数年に想いを馳せたようでした。あまり見たことのないような温和な笑顔を見せたことが印象深かったです。
父は御年74歳。数年前に大きな患いがあり、日常生活に支障のない回復はしていますが、もう走ることはできません。
その分、今は机に齧り付いてパソコンフル活用のITじーちゃんに。最近ではジャンクパーツは取り寄せるわ、ハードディスクは取り替えるわ…
一番小さい孫にはアマゾンプライムでアニメを見せて喜んでいます。
人生100年時代、いつまでも元気で孫と遊んでくれますように。
※新川の走った話がぼやけちゃいましたが、本当に誇らしく嬉しかったことを再度お伝えしておきます。