2022月6月8日
サポートセンター課の山下です。
※ 以下、個人の感想が多分に含まれます。ご容赦ください。
いきなりですが「盆栽をはじめたい!」と思っています。
しかし、実際はじめてはいるものの「はじめました」でなく「はじめたい」と書かざるをえなかったのは、何ひとつうまくいってなくて「はじめました」などと言えるような段階にないからです。
元々は、あまり手のかからない観葉植物やフェイクグリーン、水耕栽培、多肉植物などを部屋に置いて、それなりに緑に囲まれて癒やされていました。それが・・・
盆栽とは、自然の一部を切り取って、鉢などの上に表現した物である
という盆栽の根幹ともえいる「何ぞや」は、プラモやジオラマ・ミニ四駆で育った私の興味を一気に芽吹かせるに十分な破壊力を持っていました。
この言葉を私なりに解釈し、お伝えするならば『大自然を小さく切り取ったものが日本庭園で、それをさらに切り取ってミニチュア化したものが【盆栽】である』と、言い換えられそうです。
(いきなり話がぶっ飛ぶのですが)IT企業に身を置く以上そろそろ、それっぽい例えをすると──。小さなパソコンケースの中にパーツ同士が干渉しないよう配線をうまく取り回し、自分に必要な機能を満足しながらも、熱がこもらないよう空気の対流を確保した安全・安定なパソコンを作れるか?という私のコダワリにもマッチしていそうです。
特に私の興味を引く分野である「ミニ盆栽」は、日頃手にするのと同じ大きさの湯呑やお茶碗の中に、大自然の大木(たいぼく)同様に一丁前に花を咲かせ、紅葉し、やがては実すらも付けるのです。
お金・広さ・大きさ・高さ、等々──様々な制限や制約の中で、知恵や工夫、技術を総動員して理想のモノを造り上げる──こういう部分に日本人としてのモノ造りに対するアイデンティティを感じてしまうのです。
そして私は今、3種類の盆栽造りに挑戦しています
- 春に「桜」の花を咲かせること
- 秋に「モミジ」を紅葉させること
- 秋に種から育てた「欅(けやき)」を紅葉させること
正直、うまくいく姿がまったく想像できてないのですが、根張り(粘り)強く、頑張りたいと思います。