2025月2月24日
こんにちは、技術部の芝村です。
みなさん突然ですが「乗り物」は好きですか?
私は子どものころからずっと乗り物大好きで、小学校低学年のころのなりたい職業はバスの運転手でした。自分で乗り物を運転することも楽しみのひとつ。車の免許は19歳でとりましたがバイクの免許をとったのは8年前と比較的最近で、普通自動二輪(昔のいわゆる「中免」)に飽きたらず大型自動二輪もとりました。
40代半ばでバイクに乗ることになったので、高速性・スポーツ性能より安全性や安定性を重視したバイク選びとなり、ヤマハ・トリシティ155を購入しました。前輪が2輪、後輪が1輪という変わったバイクですが安定性は抜群で、前輪が滑って転びそうになるようなことはまったくありません。新車購入からの最初の3年で約30,000km走りました。通勤にプライベートに大活躍してくれています。
去年(2024年)、トリシティの兄貴分にあたる大型スポーツバイクNIKEN(ナイケン)が国内販売を終了するというニュースがありました。ヤマハが同じ機構を持つ大型バイクを開発することはもうないだろうというウワサもあり、入手可能ならほしいなぁと思っていました。
とある中古バイクを探すサイトで探すと全国に4台しかなく、熊本県の在庫が好みの色と仕様だったのですぐに連絡をとり実車を見せてもらいました。もう1台確認したい在庫が神奈川県にあり出張にあわせて店舗に向かいましたが、ひとつ前の見学者が購入即決されたためバイクを見ることも叶いませんでした。これは熊本の在庫も危ういと感じ、その場でバイクショップに連絡。在庫がその場で売れてなくなるのを目の当たりにした勢いで「購入します」と告げてしまった。
というわけで、NIKEN(ナイケン)ユーザーになってしまったのですが、乗ってみるとやはりツアラータイプの大型バイク「気持ちイイ」の一言に尽きます。カーブをグイグイ傾けて走っても楽しいし、高速道はクルーズコントロールがついているので一定の速度でどこまでも走っていける気にさせてくれます。
見た目、特にフロントのボリューム感がすごいので目立ちます。バイク乗りさんはふつうに注目を浴びますし、このあいだは白バイさんに二度見されました。道の駅や高速SAに駐めるとだいたい人が寄ってきて声をかけてもらえます。
車検もあるし駐車場代もかかるし維持が多少大変ですが、これも何かのご縁なので大切に所有し続けようと思っています。前2輪の大人の「さんりんしゃ」金色2本のフロントフォークが目印。もし見かけたときには温かい目で見送ってもらえればと。