2025月4月4日
今年、五十の大台に乗る、営業課 菊永です。
本日は、昭和の大スター沢田研二さんについて書きたいと思います。
昭和のスター
沢田研二さんといえば、誰もが知っている大スターだと思いますが、私の世代からすると、少し上のお兄さんたちがよく聴いている歌手で、私はそんなに詳しくありません。
昔の歌番組で頻繁に出てくる大スター!煌びやかな衣装とメイクで派手な歌手。そんな感じです。
子供の頃の思い出
話はさかのぼり、私が小学生の頃、(当時気楽に入れた)鹿児島大学内で、友達5,6人でボッケンかくれんぼや鬼ごっこに明け暮れていた子供でした。
そこで、ある友達の一人から
「この辺で沢田研二が映画の撮影してるらしいからみにいこう!」
と誘われました。
少年の私は沢田研二はそれほど好きでもないし、歌手なのに俳優やってたっけ?と、あまり興味はなかったのですが、
あの大スターが鹿児島にいる!たまにドリフに出ている!
というイメージだけで、胸がワクワクし、友達と一緒に映画のロケ地探しをはじめました。
当時はネットがないので情報が全くなく、映画の内容も全くわからぬまま人だかりをみつけて確認する!の繰り返し。
日をあらためて、クラス全員に「映画のロケ地を探せ」と声掛けをし、
・鹿大近くのマンションで撮影していた!
・磯海水浴場にいた!
・武之橋付近で撮影していた!
という情報をえましたが、小学校区以外にいく手段がないので、とにかく鹿大近くを巡回したあとに鬼ごっこをする。
という日々が続きました。
結局、その映画の撮影はどこでやっていたか分からず、時がたつにつれその映画のことは忘れさられました。
今となっては、それほど好きでもないのに、何故あそこまで熱くなっていたのかは謎なのですが・・・
そして現在
ところでみなさんAmazon Prime Videoはご覧になられてますでしょうか。
そのAmazon Prime Videoで「鹿児島」と検索すると、鹿児島にまつわる食や鉄道、景色、映画などが表示されます。
なんとその中に、1988年「リボルバー」という沢田研二さん主演の映画を発見。
あ!!!!
あの頃、必死に探していた映画ではないか!
見放題で観れる!
映画のサムネイルは、派手さは一切なく、何か思い悩んでいる沢田研二さんの姿。
当時の映画ロケ地探しに描いてたイメージとは全く違う雰囲気。
早速、その映画を視聴しました。
映画の内容はというと、拳銃を盗まれた警官(沢田研二さん)を中心に様々な人物が絡む人間模様。
大人向けな映画という感じで、特にアクションは少なく、説明もなく、ただただ沢田研二さんが悩んでおられます。
今となっては、派手さのない沢田研二さんの魅力は理解できますが、小学生の頃にみていたら、全く理解できなかっただろうと思いつつ、話の内容よりも「ロケ地探しの答え合わせ」が非常に楽しい。
大勢で賑わう磯海水浴場(ロープウェーも確認できます)
西駅、武之橋、と、8.6災害前の鹿児島が、そこには映っていました。
(肝心な、鹿大近くを探し回った場所は確認できず・・・)
本来は、映画を見たうえでロケ地を探すケースが多いと思いますが、沢田研二さん、逆ロケ地探しの機会をつくってくれてありがとうございます。