社長ブログ

鹿児島とテスラ

こんにちは、シナプス代表の竹内です。
最近はニュースでも見聞きするようになりましたが、ITや通信の業界にいると「ガーファが…」とか「バットは…」というやりとりによく触れます。ガーファ/GAFAはアメリカのGoogle、Amazon、Facebook、Appleの4社、バット/BATは中国のBaidu(バイドゥ)、Alibaba(アリババ)、Tencent(テンセント)の3社の頭文字で、インターネットやデジタルの技術力をベースに、世界市場を席巻している巨大企業を指しています。だいたいは「日本は、GAFAやBATに飲み込まれてしまう!」という危機感をもとにした文脈で使われます。

さてとりあえずGAFAですが、鹿児島やシナプスにとってはどうなんでしょうか?
鹿児島でスマホを使っている人は、ほぼ100%、GoogleかAppleのサービスを使っているはずです。最近は折りたたみ式のガラケーも、中身はGoogleです。Amazonでお買物をする人も多いはず。Facebookを使っている人は少ないかもしれませんが、Facebookが提供している写真・動画共有アプリ/Instagramを使っている人は多いかもしれません。私もApple以外の3つは日常的に使っていて、もはや必要不可欠です。
鹿児島においてもそんな身近になってしまったGAFAですが、これは脅威でしょうか?今のところは単に便利なサービスで、メリットにしか見えません。GAFAが脅威に映るとすれば、GAFAが持つ圧倒的な資金力と技術力、そして鹿児島県民を含め世界中から集めた個人情報のビッグデータによって、なにか支配される…というイメージは確かにあります。そして近い将来、GAFAに依存し過ぎて、個人も日本の大企業もGAFAに背くことができなくなるような…。でもどうですかね?漠然とした脅威は確かに感じますが、正直GAFAのもたらす便利さやメリット以上に、脅威となるデメリットが大きくなることはない気がします。シナプスという企業の立場では、GAFAが鹿児島で通信サービスを提供する!となれば脅威ですが、シナプスは自らの企業努力でGAFAを上回る良質な通信サービスを作って対抗するのみで、鹿児島全体とすれば良い競争だと思います。

それよりは、アメリカの新興電気自動車メーカー/TESLA(テスラ)はどうなんでしょうか。
テスラの車は、鹿児島でもちらほら見かけるようになりました。鹿児島にTESLAのディーラーはなく、買った人は、なんと自家用車をネット通販で購入しているはずです。すごい時代です。そしてTESLAがすごいと思うのは、自動運転技術と車両本体の遠隔管理の技術で、ビッグデータ・AI・通信技術のフル活用です。もちろんまだまだ発展途上ですが、その進化の速さはいろいろニュースになっています。そして最近大きな値下げがあって、400万円台での購入も可能になりました。400万円もまだ高価ですが、最近までは1,000万円前後でしたし、高性能な電気自動車としては破格です。

TESLAが、完全な自動運転で200-300万円で買える電気自動車を売り出したら、鹿児島はどうでしょうか?
高齢者も子どもも、行動範囲が飛躍的に広くなります。地価の高い市街地に住まなくても、充電用の電気さえあれば住む場所も選び放題。スーパーも病院も学校も、多少遠くても不便はないです。みんな住むところがバラバラになるのでは?重要なのは、電気・水道・通信と、あと道路。それらが整備されればどこでも住めそう。”隣近所”がなくなって、隣の家までTESLAの自動運転で15分くらい…とか。人付き合いの方法や、地域コミュニティのあり方も変わるかもしれません。

GAFAは、ネット上のオンラインに巨大な影響力を持ちますが、TESLAは、リアル社会のオフラインに巨大な影響を及ぼすのでは?とも思います。それが良いか悪いかではなく、そういった劇的な変化があるかもなと。そのとき、鹿児島という地域に根差すことを決めたシナプスは、どういった企業であるべきで、どのような役割を果たすべきか?と、つらつら考えます。まあ、まだ良く分からないのですが。。。