社長ブログ

まんざらでもないかも?今日このごろ

こんにちは、シナプス代表の竹内です。
前回のこのブログでは「ネット社会のぎくしゃく」を書いたのですが、読み返すと別にとりたてて結論のようなものもなく、だらだら書いてんなーと我ながら恥ずかしくなりました。でもまあブログなのでいいかなとも。ただ思うことは、日本という国も政治も社会も経済も、結局まんざらでもないのでは…というところです。

政治面では、政府や与党に対する批判、政府与党に対峙する野党に対する批判、あらゆるチャネル・メディアで、意見の一致を探ろうとしない、とても収束するとは思えない議論が延々と続いています。不毛な気もしていましたが、でも…それでも、まんざらでもないかなと。別に逮捕されたり、言論を封じられたり、迫害を受けたりするわけでもないですし。

社会という大まかな括りでも、貧困や格差、差別、孤立、地方の衰退、社会の機構や構造の歪みとか、もう問題だらけです。いったいどこから手を付ければいいのか、特効薬はあるのかないのか。でも…それでも、まんざらでもないかなと。昔だったら、声なく、存在に気付かれることなく、見て見ぬ振りさえされ、そうして消えていった人がもっといたはずです。

経済もひどいものです。40年前の1980年代には世界の栄華を極めた日本経済も、今や見る影もない、とも言われています。ハイテク分野でも中国に追い抜かれ、成長力ではアジア諸国に遅れを取り、もちろんGAFAに代表されるアメリカには遠く及びません。巨人・トヨタだって、安泰ではありません。でも…それでも、まんざらでもないかなと。際限のない経済競争で生き抜き、わずかな勝者と多くの敗者を生み出し続けるより、みんな一緒にほどほどでいい。そんな価値観もありかもしれません。80年代は子どもでしたが「24時間戦えますか?」のテレビCM、おもしろかったですが、「大人って大変だな。」と辟易した記憶があります。

もちろん、どこもかしこも問題は山積みで、希望すら持てない環境を強いられている方も間違いなく多いです。でもそれでも、昔に比べたら少しずつ少しずつ世の中は良くなり、そして今、まんざらでもないかなと。そしてこれからも、少しずつ少しずつ世の中は良くなっていくし、良くしていかなければならないと思う、今日このごろです。