2021月12月25日
こんにちは、シナプス代表の竹内です。
2021年、今年最後の社長ブログになりますので、年初に書いた「2021年 新年ごあいさつ」から、できたこと、できなかったことなどを振り返ってみます。にしても2021年は残すところあと7日、365日の全ての日において、新型コロナが頭から離れない1年となりました。
シナプスの主力サービスである「シナプス光」のご利用者は堅調に推移し、昨年を上回るペースで増加しました。ご利用いただくお客様はもとより、サービスを積極的にご紹介いただく、鹿児島県内各地のシナプスパートナーの皆さまのおかげです。パソコンもスマホも、普及し始めて相当な年月が経っても、いっこうに「かんたん」になりません。そんななかでは、鹿児島県内の各地域に根を張り地域とともに歩むシナプスパートナー様との連携なくしては、インターネットサービスのご提供も不完全なものになってしまいます。本当にありがたいです。
ただ光回線サービスについては、5月に発生したNTT西日本の光回線注文システムトラブルで、多くのお客様にご迷惑をお掛けしました。未だに一部、それはまだ続いています。本当にすみません。社会インフラを守るための体制維持、同時に民間営利企業としての経営効率化をどのようにバランスさせるか、とても考えさせられました。そして、鹿児島の通信インフラに責任を担えるまでに至っていないシナプスの非力も痛感しました。
かけ放題定額モバイル|yocamo(よかモ)
7月に開始した新サービスです。スマホ料金の低価格化も進んだ一年ですが、「結局いくらかかるの?」が相変わらず分かりにくい。そこで音声通話料もデータ通信料も定額にして、毎月定額の分かりやすい料金で、安心してスマホをお使いいただこうというコンセプトのサービスです。ご年配の方や、通信コスト削減に取り組む企業の方にご好評をいただいています。
在宅就労支援ツール|YOMA(よま) for 在宅ワーク
新型コロナの数少ない効用を探すとすれば、テレワークなど働き方の多様化が一気に進んだことでしょうか。一方で、障がいを持った方の働き方多様化も課題となっております。また障がいを持った方ほど、個々人にあった働き方が選べれば、より社会参画のハードルが下がるともいえます。そこでシナプスは10月に、障がい者の在宅就労を支援する YOMA for 在宅ワーク をリリー様と共に開発し、提供を開始しました。ご利用者の多様な個性に合うようにブラッシュアップはまだまだ必要ですが、“鹿児島の毎日の笑顔”に向けたサービスとして、育てていきます。
今年できなかったこともたくさんあります。ローカル5Gもその一つです。持続可能な事業モデルが見つけられませんでした。しかし「鹿児島の通信インフラの責任を担えるシナプス」を目指して、来年も検討を続けていきます。
もう一つ。お客様向けの直接のサービスでは無いのですが、データアナリティクス プラットフォームKI を導入しました。これはAIを活用したデータ解析ツールです。シナプスはサポートセンターを通じてお客様との接点がとても多い会社です。その接点の中で、どうやってお客様のニーズを的確に捉えて理解し、お応えしていくか?その課題に立ち向かうための有力な武器として期待しています。まだまだ試行錯誤段階ですが、来年早期に立ち上げて、お客様サービスの向上に役立てていきたいです。
今年は、(本当に)個性豊かな20歳代の若手が、一気に4人も仲間に加わりました。来年の飛躍に向けて期待も大きいです。あっという間の一年でしたが、また来年も、どうぞよろしくお願いいたします。
あっ、メリークリスマス!