お知らせ

2021年 新年のごあいさつ

株式会社シナプス
代表取締役社長 竹内 勝幸

新年、明けましておめでとうございます。
過ぎた2020年は、ものごとの本質や大事なものを改めて問い直される、そんな1年だったような感があります。それまでなんの疑問も持たずに当たり前だったものが、例えば「会う」ことはZoomで十分ではないかとなり、「働く」は職場ではなくテレワークとなり、人口の集中はメリットからリスクに変わるなど、これまでの”当然”を改めて考え直すことが求められました。2020年の趨勢がそのまま今年も続くかは不明で、揺り戻しのようなものもあるかもしれませんが、いずれにしても、当たり前を問い直す手段としてのIT活用の強力な推進は、もはや国を挙げての既定路線のように思われます。

ところでシナプスの経営理念/ミッションは「インターネットで、鹿児島の毎日を笑顔にします。」としています。シナプスの出発点でありDNAとも言える「インターネット」の技術を駆使して、思いを共有する方々との連携も深め、鹿児島の何気ない毎日を便利に楽しくしていく、そして鹿児島の成長とともにシナプスも成長していく。そういったイメージを抱いています。そのイメージと2020年のIT推進の動きを重ねた時、鹿児島におけるシナプスの果たすべき役割は決して小さくないと、身が引き締まる思いです。いまシナプスが持っている経営リソースでできることは限られますが、本年も多くの方々との連携を模索しながら、インターネットで鹿児島の毎日を笑顔にする取り組みを、堅実に進めてまいります。

2021年ですが、シナプスの根幹である通信サービスはシナプス光を中心に、特に新規開局エリアでの利用促進に引き続き取り組みます。また携帯キャリア4社の価格競争も熱を帯びてきました。シナプスは鹿児島の特にご高齢の方々が、料金と機能やサポートの面で安心して簡単に使えることを前提とした、新しいモバイル通信サービスを企画し、今年の早い段階でのリリースを目指します。そして次の10年の通信サービスのあり方を見据えた上で、ローカル5Gへのチャレンジも進めてまいります。

インターネットを活用したサービスとして前年度に、セルフオーダーサービス/S∀LTE(ソルテ)をリリースしました。S∀LTEをご利用いただく飲食店様の事業環境は、ただならぬ厳しい状況にありますが、リリー様オーリック様南日本放送様と連携して、飲食店の新しい営業スタイル確立の一助となれるように、ご利用拡大に努めます。
そして昨年末よりインターネット活用サービスの第2段として、ビジュアルコミュニケーションサービス/YOMA(よま)の開発に着手しました。まずは障がい者の方々の在宅就労支援向けを想定しておりますが、今年早期にリリースして、みなさまにご紹介したいと思います。

今年も新しいことに挑戦してまいりますが、それらはなんと言っても、鹿児島のみなさまから信頼をいただき、ご期待にお応えできるかが基本であり根幹です。その最前線となるシナプスサポートセンターやシナプス・ステーション、また提携するシナプスパートナー各社様の対応力向上にも取り組みます。

どうぞ今年もまた、私たちシナプスにご愛顧を賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。
皆さまの今年一年が、もっと楽しくずっと便利で笑顔あふれる毎日となりますことを、心より祈念し、年初のあいさつとさせていただきます。