社長ブログ

2023年もそろそろ終わります

こんにちは、シナプス代表の竹内です。
2023年、今年最後の社長ブログになりますので、年初に書いた「2023年 新年ごあいさつ」なども踏まえて、できたこと、できなかったことなどを振り返ってみます。2023年は言葉通り「アフターコロナ」の世相ではありましたが、ヨーロッパや中東での紛争や、急激な円安、物価高、人手不足、大手企業・与党の不祥事など、落ち着かない一年となりました。

まずシナプスの主力サービスである「シナプス光」についてですが、新型コロナ下でのテレワーク需要やサービスエリアの新規開局が無くなり、新規ご加入の追い風のない1年で、販売面では苦戦といった状況でした。ただ一方でご解約の件数は減少し、お客様と長くお付き合いさせて頂くという点では良かった面もあります。光回線は今やインターネット接続の主流となりましたが、ただ世帯を分母とした普及率でみると、全国でまだ6割ちょっとと言われています。鹿児島県の世帯普及率は全国を下回っている可能性も高く、その点では、光回線をご利用でない”潜在的なお客様”はまだ多いとも言えます。そういった仮定に基づき今年後半から、啓蒙・販売の新しい試みにチャレンジしてきました。期待する成果には至っておらず、まだまだブラッシュアップが必要ですが、来年の期待として継続していきます。

「2023年 新年ごあいさつ」に書いたものとして、定額モバイルサービス「よかモ」、「なんでんサポートパック」、「自営sXGPネットワークの構築と実証実験」もやりました、今もやっています。でも手放しで喜べる状況かというと、まだそこまでには至っていないです。来年に持ち越しです。

あと他に目に見えやすいところでは3月に、シナプスホームページをリニューアルしました。これはシナプスのサービスポリシーの一つである「エフォートレス(お客様が不安やストレス無く、簡単に努力無しにサービスをご利用・体験いただけること)」を志向して、コンセプトを再定義して実施しました。ホームページのメインターゲットを思い切って「シナプスご利用者」と「スマホ」とし、ご利用者が何か問題を抱えてホームページをご覧頂いた際に、より迅速にその問題を解決する…ということを第一にしています。こちらは(想定通りではありますが)継続的なブラッシュアップが必要で、来年も引き続き取り組むべき課題となりました。来年に持ち越しです。
ウェブ系では鹿児島ローカル情報発信サイト「カゴシマガジン」も、もちろん絶賛継続しています。ご近所の短期大学と連携した取り組みを今仕込み中ですが、実際の公開は来年です。あ、これも来年に持ち越しですね。
まだありました。今年、熊本県にあるUDe-スポーツ協会とつながりました。老若男女を問わず、みんなごちゃ混ぜでユニバーサルデザイン志向のゲームを楽しむというコンセプトで、ご縁のある鹿児島市内の老人福祉施設で実際にやってみました。かなり好評だったのでゲームキットを購入し、シナプス・ステーションに常設しています。でも事業としてはまだ構想に至っておらず、ああ、来年に持ち越しです。

他にも社内の組織強化など、特に社外には公表していませんが、いろいろ取り組んできました。お客様との接点を強化するために「セールスフォース」というクラウド型の顧客マネジメントシステムを導入しました。こちらも使いこなしがまだまだで、んー来年に持ち越しです。お客様対応品質の向上という観点で、シナプスサポートセンターに音声文字起こしツール「YOMEL」を導入しましたが、これは持ち越した…のかな?
あと社内の経営スタイルを総点検しようということで、「企業変革支援プログラム」というフォーマットを参考にして、課長・部長と一緒に9月からその取り組みをしています。が、はい、こちらは来年に持ち越しです。これは持ち越しではないですが、ネットワークやサーバの安定運用については、今年も来年もずっと常に増強・改善をやり続けていて、年末年始も休み無しです。

多いですね、持ち越し…。でも改めて振り返ってみると、それにしてもいろいろやっているなと、ちょっと驚きました。全社員36名で、なかなかやっているなあと。他にも、シナプスWi-Fiスポットサービス終息お客様向けホームページサービスの終了と新規投入もしていて、来年に持ち越します。これは持ち越し案件ではないですが今年、地味だけど重要なところで「うそ電話詐欺(特殊詐欺)など犯罪防止に向けた取り組み」もやりました。

今年も残り1週間ですが、来年に持ち越せない仕事を確実に終わらせて、良い新年を迎えたいと思います。また来年も、どうぞシナプスをよろしくお願いいたします。

あっ、メリークリスマス!