スタッフブログ

パラレルワールドから考える自分の意識の大切さ

こんにちは!サポートセンター課の田中です。

過去の私のスタッフブログでは食べ物がおすすめのお店スプーン曲げチャレンジなど、出掛けた先のご紹介をしておりましたが、今回はちょっと趣向を変えて「自分たちの意識」のお話をさせていただきます。

 

皆さんは近年のテレビや映画や小説などのストーリーにて「パラレルワールド」の世界が多く出てくるようになったと思いませんか?

「パラレルワールド」とは自分が認識している世界とは別に、自分や他人が存在している別世界(ストーリー)のことを呼んでいます。

これってテレビや小説だけの話なのか?と疑問に思ったことはありませんか?

 

実は、実際に量子力学論として「パラレルワールド(多世界解釈)」は存在するだろうと決定づけている物理学者もいる、れっきとした理論なのです。

1957年ヒュー・エバレット氏が提唱した「多世界解釈」が起源だといわれていますが、この段階ではあくまでも思考実験だったようです。

ただ、その後も近年、気鋭の米・カリフォルニア工科大学物理学部の理論物理学教授のショーン・キャロル氏は、「パラレルワールド」は想像の産物ではなく量子力学上確かに存在するとしてますし、有名な「車いすの天才宇宙物理学者」の故スティーブン・ホーキング博士も「多世界解釈」は正解の可能性があるとも語っています。

ということは、小難しい事は私も理解できませんが、「量子論上」は「パラレルワールドは存在する」というのが近年の考え方なのです。

 

…とは言っても、スケールが大きく理解しづらいので、ミクロで物事をとらえた量子論的考え方をご紹介すると、有名なのが(以前に代表の竹内も取り上げていた)「シュレーディンガーの猫」です。

毒ガスを入れた箱に猫を入れてフタを閉めた後、フタを開けるまでは猫が生きているか死んでいるか分からないぞ、という一見残酷な思考実験のことです。

当たり前に「猫は死ぬだろう!」と思ってしまうのですが、量子論的に言えば、箱を開けるまでは「生きている確率も死んでいる確率もある」という考え方です。

どうして、こんな考え方が生まれるのかというと、量子力学の標準的な解釈だと、観測者が観察しようとした瞬間に粒子が光速スピードで観測地点に集まってくる、言い換えれば観測しなければ何も起こっていない空間であるという訳です。

それを示す実験として「二重スリット実験」というこれまた有名なものがありますが、観測前の「量子」は光や波と同じ性質の結果をもたらすのに、観測をすると粒(物質)として形を変えたという驚くべきものです。

 

何がいいたいかというと、この量子力学的考え方を言い換えると「意思を持つと観測される」=「自分の意思次第で思い浮かべる結果が表れる」という何とも浪漫的な考え方にも捉えられ、更に話をパラレルワールドに戻すと、自分が「ここにいる」と認識することで、自分にとっての世界が現れる。それが観測次第で無限に広がる世界があるという話になってくる訳です。

このような考え方ができると「なぁなぁ」に生きていると「なぁなぁ」な人生になるし、「こうありたい」という明確な意識を持つと目標に向けて、その道に進んでいける、「自分の意識」の大事さに気づかされます。

自分の人生は「自分(観測者)の主観で成り立っていて客観的観測の世界はない」となると、自分の人生で起こることは「全て自分の責任である」、そんな言葉も理解できますね。

 

…と、今日はちょっと難しく、でも何となくタメになるお話でした。でも、これも「今は」の話で未来はまた量子論も更に進んで驚くことがもっと増えるかもしれませんね!

 

でも、そんな頭を悩ませる難しい事より「餃子食べたいなぁ」と思ったらすぐ現れる量子力学的装置を誰か作ってほしいな、と思ってしまう食いしん坊の田中でした。

うん、やっぱり次は食べ物のブログ書こう!