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10年後の答え合わせ

こんにちは。ネットワーク課の若松です。
2014年から日記を書くようになりました。発端は2013年に妻が第二子(長女)を授かったことにありました。
というのも第一子(長男)の時は、
  • いつ寝返りを打つようになったか
  • いつ言葉を発したか、最初に発した言葉はなにだったか
  • いつ歩くようになったか

などあまり覚えておらず(母ちゃんごめん)、きちんと記録を残しておこう、という思いからでした。

私が使っている日記は「10年日記」という10年間記録できるもので、その代わり1日4行分のスペースしかありません。
同じ日付の記録は同じページに書くことで、ちょうど1年前~9年前の同じ日に何をしていたのかもすぐに分かります。

日記を購入した当時は元号が「令和」になることなど全く想定されておらず、今も”2023年(平成35年)”という欄に記録しています。

日記は最初こそ、子どもたちの様子や関連イベントなどの成長の記録を残していましたが、そのうち自分の「アリバイの記録」のようになってきました。
何時に起きて、何時の電車に乗り、何時に出社したか、仕事の内容、何時に退社して、何時の電車に乗って、何時に帰宅して、何時に就寝したかが分単位で記録してあります。もちろん休みの日は誰とどこに何時何分から何時何分まで出掛けたか、など。

これで「〇月〇日の〇時頃、どこにいましたか?」と、まるで昭和の刑事ドラマのような質問にも完璧にアリバイを示せます(そんな機会はないと思いますが)。

ここで2014年以降の自分に起きたことを日記から抜粋して書いてみます。

2014年 第二子(長女)誕生。
2015年 台風15号直撃により庭に植えたソメイヨシノが80度傾くも、なんとか立て直しに成功。
2016年 ネットワークメンテナンスのため早朝出社予定だったが、寝坊し遅刻する、という初夢を見る。
2017年 電車の横揺れでギックリ腰になる。
2018年 自治会の役員決めのくじ引きで一番にくじを引き見事役員になる(その時点でくじ引き終了)。
2019年 新幹線で移動中に倒れ「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」状態になる。約3か月の入院と3回の手術。メンタルだいぶやられる。支えてくれた家族に感謝。
2020年 長男に「将来の夢はユーチューバー」と言われ微妙な気持ちに。
2021年 私が飲み薬を携行するのに使っているクロレッツタブレットの缶ケースについて長女が「欲しい、父ちゃんが死んだらちょうだい、父ちゃんはいつ死ぬの?」と聞いてくる。
2022年 とある事案について行政機関に公文書開示請求をするも「存否応答拒否」となる。
2023年 甥っ子に「出世払い」で軽自動車を譲ってもらう。

今持っている日記は今年の12/31までしか記録できないため、新たな10年日記をそろそろ購入しようと考えます。

次の日記を書き終わるのは2033年の予定です。二人の子供も成人になっているはず。

この際来年から10年間に起きることも予想して、新しい日記の冒頭に書いておこうと思います。
そして10年後に答え合わせをします。
唯一の心配ごと、それは予想したこと自体を忘れている可能性です。
予想の一項目に「この予想の存在について忘れている」という書いておけばそれはそれで1つ当たっている、となるのでしょうが、もし万が一私以外の家族に見られたら恥ずかしいだろうなぁ。「この予想を見つけてもそっとしておいてください」とも書いておこう。10年日記