2024月4月5日
こんにちは。営業課の木崎です。
最近のニュースに関して興味深い話題がありましたので、ご紹介いたします。江戸時代の浮世絵師葛飾北斎の代表作である「富嶽三十六景」の全46作品がオークションにかけられ、5億円余りで落札されたというニュースです。
このニュースを聞いて、一つの疑問が浮かびました。なぜ、「富嶽三十六景」と呼ばれるシリーズが全46作品なのか、ということです。実は、36作品ではなく46作品というのは、北斎の死後に弟子や後継者たちが、シリーズに10図を追加したためらしいです。
「冨嶽三十六景」の売れ行きが好調だったことから、出版元は追加の作品を発表することになりました。これらの追加された作品は「裏富士」と呼ばれ、新たな視点やテーマで富士山を描いたものです。その結果、元の36図に10図が追加され、全46作品として確立されました。
知りませんでした。でもタイトルは変えないんですね。
葛飾北斎の作品の中で一番好きな作品があります、それは「椿と鮭の切り身」という作品。
ただ椿と鮭の切り身だけです。
北斎といえば富士山を思い出しますが、身近なものも書いていた意外性がいいですよね。
なぜ「椿」と「鮭の切り身」を組み合わせたのか気になるところですが。食べているものは今と変わらないのかとか、色々空想してしまいます。何を書いても北斎さんは凄いですね。
今でこそ葛飾北斎の凄さが分かりますが、小さい時は「富嶽三十六景」と「東海道五十三次」の作者は同じ人と思ってました。